「ととのう」で最近話題なサウナ
サウナ始めたて初心者が同じく初心者、もしくは気になっているレベルの方向けにサウナについて発信していきます。
私自身、もともと銭湯好きで色々な銭湯には行っていたのですが、サウナには全然入らず露天風呂ばかり入るような人間でしたが、いつも担当してくれている美容師さんがサウナにハマったのがきっかけで行き始めました。
「ととのう」ってなに?
まずはここですよね。
「ととのう」ってパワーワードが一人歩きして、単語としては知ってるけどよく分からない..って人も多いのではないでしょうか?
「ととのう」とこのような感覚になります。
- 頭がホワホワして浮いているような感覚
- 頭の中が全て真っ白になる感覚
- ランナーズハイのような感覚
- トランス状態
- 燃え尽きたような気持ち
人によって表現の仕方は様々ですが、要はとにかく気持ちいんです!
「ととのう」ってどういう状態なの?
「ととのう」というのは、頭の中で3つの脳内麻薬が分泌されている状態のことを指します。
β-エンドルフィン
- モルヒネと同じような作用をする物質
- 鎮痛効果や気分の高揚・幸福感が得られる
- ランナーズハイになる原因の神経伝達物質
- 性行為や美味しいものを食べたときにも分泌される
オキシトシン
- ストレス緩和や情緒の安定の効果あり
- 愛情ホルモン、幸せホルモン、絆ホルモンとも呼ばれる
- ペットや赤ちゃんと触れ合ったときにも分泌される
セロトニン
- うつ症状の改善・精神安定、平常心の維持に効果あり
- 頭の回転を良くして直感力が上がる
- 日光を浴びでも分泌される
これらの脳内麻薬が分泌されることがサウナ後に気持ちよく感じさせ、ハマる人が続出する要因になっていると思われます。
どうすれば「ととのう」の?
このような脳内麻薬を分泌させるためには、どのようにサウナへ入れば良いのでしょうか。
- まずは身体を洗う
- 5~10分 サウナ室に入る(無理は禁物!)
- 1~2分 水風呂
- 5~10程度 外気浴
- ②〜④を3~4セット
「ととのう」サウナの入り方は基本的に上記のような入り方だと言われています。
ただ、体が悲鳴を上げている時や持病などがある方は無理をしないようにしてください。
医学的にはこのような入り方が推奨されているので、合わせて覚えておくとより適切なタイミングでサウナに入れると思います。
- 心拍数が通常の2倍になったら出る
- 背中の真ん中が温まるくらい
- 心拍数が通常に戻ったら出る
- 気道がスースーし始めるくらい
慣れてきたら自分が一番気持ちよくなれる入り方が分かってくるので、
そこまで分かればそれがあなたにとってベストな入り方になります。
外気浴こそポイント
ここで外気浴、つまり「休憩って必要なの?」と感じてる方もいるのではないでしょうか?
「ととのう」ためにはこの外気浴(休憩)こそが最大のポイントです!!
絶対に行うようにしてください。この外気浴中に「ととのう」がやってきます。
- サウナの暑さは人間にとって負荷なので交感神経が活発化する
- その時、血中アドレナリン(興奮物質)の濃度も上がる
- 水風呂に入った時も冷たさから交感神経が優位
- そこから外気浴をすると身体がホッとして副交感神経が優位になる
- 副交感神経が優位になった結果リラックス状態に
- さらにアドレナリン濃度が高いので「リラックス&興奮状態」となる
水風呂から上がった後の2~3分が最も「ととのう」と言われてるので、水風呂から上がったらすぐに外気浴(休憩)するようにしてください。横になれたら尚良いです!
初心者が知ってたら嬉しいことは?
私がサウナを始めて知ったことや、知っておいた方が良いことを記しておきます。
- サウナ室はタオルを頭に巻いて入るとのぼせ難く、長くサウナに入れる
- サウナハットという専用の帽子もある(ハマったら購入すれば良い)
- サウナ室は上に行くほど暑い(1段で10度違うと言われている)
- なので身体の寒暖差をなくすためにも、「あぐら」か「体育座り」がベスト
- 水風呂は息を吐きながら入ると入りやすい
- 水風呂で寒いと感じる時はまだサウナで身体が温まってない
- 「サ道」という「孤独のグルメ」のサウナ版ドラマがあって面白い!モチベが上がる(個人差あり)
- サウナや水風呂に長く入りすぎると、急激な寒暖差からフラフラや吐き気がするので注意!!
一回始めたらもう虜
私も最初は「水風呂とか無理やろ…」と思ってましたが、
今となっては水風呂がないと物足りなく感じるほどになりました。
冷たいのは最初と他の人が入ってきて波ができる時だけ!
最初に少しの勇気を出すと、その後は天国が待ってるので、少しでも気になっている方は是非サウナ後に水風呂へ入ってみてください。
MATTSU